メニエール病の病因
メニエール病の原因はハッキリと分かっていないのが現状です。過労やストレスがきっかけとなって起こるとも考えられていて、自律神経の異常、血行不全、リンパ圧、アレルギー、遺伝性、水分代謝の異常による内耳内の水分貯留、中枢の発作などによるものではないかといわれています。
メニエール病にかかり易い例として、性格が几帳面な人、融通のきかない人(頑固?)、小さなことクヨクヨ悩む人に多いとも言われています。ストレスの多い現代社会において、年々増加しています。
| 【厚生省メニエール病調査研究班によるメニエール病診断基準】 |
| (1) |
回転性めまいを反復すること。 |
| ・ |
めまいは一般的に特別の誘因なく発来し、嘔気、嘔吐をともない、数分ないし数時間持続する。 |
| ・ |
発作の中には、「回転性」めまいでない場合もある。 |
| ・ |
発作中は水平、回旋混合性の自発眼振をみることが多い。 |
| ・ |
反復性の確認されぬ初回発作では、めまいを伴う突発性難聴と十分鑑別されなければならない。 |
| (2) |
耳鳴り、難聴などの蝸牛症状が反復、消長すること。 |
| ・ |
耳鳴り、難聴の両方またはいずれかの変動にともない、めまい発作をきたすことが多い。 |
| ・ |
耳閉塞感や強い音に対する過敏性を訴える例も多い。 |
| ・ |
聴力検査では、著明な中、低音部閾値変動や音の大きさの補充現象陽性を呈することが多い。 |
| ・ |
一耳罹患を原則とするが両耳の場合もみられる。 |
| (3) |
1、2の症候をきたす中枢性神経疾患ならびに原因既知のめまい、難聴を主訴とする疾患が除外できる。 |
|
これらの疾患を除外するためには、問診、一般神経学的検査、平衡機能検査、聴力検査などを含む専門的な臨床検査を行い、時には経過観察が必要な場合もある。
診断の基準:
|
| I |
確実例;1、2、3、の全条件を満たすもの |
| II |
疑い例;1と2、または2と3の条件を満たすもの |
|
主に内リンパ水腫によってメニエール病の症状が引き起こされると言われていますが、これは「内リンパ水腫が原因だった」という診察例によっていわれていることで、なぜ内リンパ水腫がおこるのかは不明です。
メニエール病は詳しい病因が分かっていないからこそ、
きちんとした診察が必要です。
メニエール病の病因が明らかでないからといって「めまい」がおきたら「メニエール」と判断するのは、危険です。病院によってさまざまな診察の方法がありますので、どのような症状がおきたか冷静に受け止め、ご自身で把握してから詳しく医師に相談するのが適切な判断だと思います。
このページの上に戻る▲
Copyright © 2007 メニエール病110番. All rights reserved.
|